ブログ

2021年07月08日

スポーツ傷害(5) 膝内側側副靭帯損傷 【広島市 安佐南区 いまだ接骨院】

膝内側側副靱帯は、膝靱帯損傷のうちで最も頻度が高く、単に膝の捻挫として取り扱われることが多いです。初期に適切な固定をすれば修復しやすいですが、急性期に適切な処置をせず靭帯が緩くなってしまった場合は、前十字靭帯損傷や半月板損傷などのを誘発するので、受傷時の適切な治療が重要です。 ラグビーやアメリカンフットボール、サッカー、バスケットボールなどのコンタクトスポーツでは、タックルなどの接触による膝外側から内側への外力により、関節に外反、または外旋力が強制されたときに膝内側側副靭帯は過緊張して、断裂しやすくなります。スキーでの転倒時、ジャンプ着地時、回旋時などでも発生します。また、着地やターンなどの動作で膝が内側に入ってしまったとき、サッカーではボールがつま先に当たって膝を外旋された時などにも発生しやすいです。 内側関節部に一致した圧痛、腫張、熱感、荷重にて外反動揺性が認められます。受傷直後は関節血腫が、慢性化すると水腫が存在することがあります。 一般に損傷は、以下の3型に分類して治療方針に活用します。 Ⅰ度:外反動揺性(健側と比較して)はなく、靱帯部の圧痛がある Ⅱ度:伸展位の外反動揺性(-)、30°屈曲位で外反動揺性(+) Ⅲ度:伸展位の外反動揺性(+)、30°屈曲位で外反動揺性(+) レントゲン検査では靭帯はうつらないので、MRI検査が有用になります。 前十字靭帯や半月板などの合併症にも気を付ける必要があります。   主に、保存療法で治癒することが多いですが、Ⅲ度の場合や合併症のある場合は手術を選択される場合もあります。 予後は比較的安定していますが、受傷直後からの固定が適切ないことや、無理して競技に早期復帰した場合は靭帯が緩んだままになってしまい、半月板損傷や他の靭帯損傷を発症しやすくなります。特にサッカーの場合はボールを蹴ることがなかなか出来ないので、利き脚の膝内側側副靭帯損傷をした場合は気を付けなければいけません。 靭帯が修復することが最も重要ですが、固定により低下してしまった筋力を回復させること、膝関節を捻らないために臀部の筋機能を向上させることも重要になります。     いまだ接骨院 住所  〒731-3167 広島県広島市安佐南区大塚西2-1-32第12平勝ビル102 TEL 082-555-5145 営業時間 月・火・木・金 午前9:00~12:30 午後15:00~19:00 水・土 午前9:00~12:30 休診日 水・土曜日午後、日・祝祭日 当院Facebookはこちら http://bit.ly/1YfyhKu

肩関節周囲炎の炎症部位
2021年07月05日

慢性的な痛み(2) 五十肩(肩関節周囲炎)【広島市 安佐南区 いまだ接骨院】

肩関節周囲の軟部組織の徐々に進む炎症(痛み)と運動制限を特徴とした疾患を肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)と言い中年期以降に好発します。自然治癒すると思われがちですが、実際には、痛みや拘縮(可動域制限)が強く、症状が長く続く場合が多い為、なるべく早い段階に施術することが良いです。     肩関節周囲炎は経過によって炎症期、拘縮期、解凍期の三つの病期に別れ、それぞれで症状が異なります。 炎症期は安静時と夜間時の痛み、可動域制限、動作時痛が強く生じます。痛みが強く夜眠れない場合には、石灰性沈着炎の可能性もあるため検査が必要となる場合があります。 拘縮期では痛みが徐々に落ち着きますが、可動域制限が残ります。制限の特徴として手を上げる動き、背中に手を回す動きなどが特徴です。 解凍期では可動域制限が徐々に改善し、日常生活での支障は少なくなってきます。 実際の施術は、軟部組織の癒着がひどくならないようにするため痛みに配慮しながら動かしていくことから始まり、肩関節や肩甲帯の積極的な運動療法を行って肩関節の関節可動域の改善を目指します。 我慢して癒着がひどくなり、痛みや拘縮がひどくなった場合は症状が改善するまでに時間がかかることが多いように思います。       いまだ接骨院 住所  〒731-3167 広島県広島市安佐南区大塚西2-1-32第12平勝ビル102 TEL 082-555-5145 営業時間 月・火・木・金 午前9:00~12:30 午後15:00~19:00 水・土 午前9:00~12:30 休診日 水・土曜日午後、日・祝祭日 当院Facebookはこちら http://bit.ly/1YfyhKu

2021年06月25日

慢性的な痛み(1) 肩こり 【広島市 安佐南区 いまだ接骨院】

肩こりに悩む人は多いと思います。ひどくなると睡眠不足や頭痛などの原因となることがあります。 肩こりを訴える代表的な部位は僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋などが位置する領域です。上肢を動かすときに、これらの筋肉は肩甲骨と鎖骨に付着する他の筋肉と協力して肩甲骨や鎖骨を動かします。一方運動していないときは、重力に抗して上肢を吊り下げる作用を持ちます。その持続的な収縮を強いられることが肩こりや痛みをもたらす一因となっていると考えられています。     このようなこりや痛みをやわらげるために血液の供給と排出が正しく機能していることが重要なこととなります。 持続的な収縮を強いられることにより、僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋にこりや痛みが生じると、筋肉の動きや滑りが阻害されて動脈や静脈に循環障害が生じて筋肉のこりや痛みをさらに悪化させるという負のサイクルが生まれてしまいます。 当院では循環を改善するために、それぞれの筋肉を蝕知してダイレクトストレッチングや周囲の組織との滑りを良くするためにリリースを行います。その後、運動療法を行うことで良い状態を維持できるようにします。     いまだ接骨院 住所  〒731-3167 広島県広島市安佐南区大塚西2-1-32第12平勝ビル102 TEL 082-555-5145 営業時間 月・火・木・金 午前9:00~12:30 午後15:00~19:00 水・土 午前9:00~12:30 休診日 水・土曜日午後、日・祝祭日 当院Facebookはこちら http://bit.ly/1YfyhKu

肉離れの分類(奥脇の分類)
2021年06月24日

スポーツ傷害(4) 肉離れ 【広島市 安佐南区 いまだ接骨院】

肉離れは、自分の筋力(拮抗筋の力)あるいは介達外力によって抵抗下に筋が過伸展されて発症するものであるとされています。 つまり、筋肉が伸ばされながら力を入れた時に起こりやすいということです。 肉離れを起こす筋の多くは羽状筋の形態をとっており、これが遠心性収縮により筋腱移行部(または筋と腱膜の移行部)で損傷するのが特徴と言われています。 近年は、肉離れでもMRI検査を行うことが多くなり、その画像により重症度の分類がされています。 <奥脇の分類> Ⅰ型:出血所見のみが認められる出血型 腱・筋膜に損傷がなく、筋内または筋間(筋膜)の出血 Ⅱ型:筋腱移行部、特に腱膜の損傷が認められる筋腱移行部(特に腱膜)損傷型 完全断裂・付着部の裂離は認めない Ⅲ型:腱性部の断裂や筋腱付着部の引き抜き損傷と いった筋腱付着部損傷型(裂離を含む) 筋腱の短縮を伴う腱の完全断裂または付着部裂離   この分類によるスポーツの復帰時期は、「Ⅰ型だと1~2週間」、「Ⅱ型だと1~3カ月(平均6週間)」、「Ⅲ型だと手術による修復を検討するため手術後の経過による」とされています。Ⅲ型は非常に稀です。 症状から見ると、ストレッチされる感覚があり痛みが軽度であるとⅠ型、ストレッチ痛が明らかなものはⅡ型以上と判断されます。 競技復帰の目安として、受傷した筋肉のストレッチ時の疼痛がなくなり通常のストレッチ感となったら徐々に負荷を上げていき、筋力が健側の80~90%程度まで回復すると競技復帰することが多いようです。   肉離れは重症度によって競技復帰の時期がかなり異なりますので、あまり軽視せずに段階的に治療をすすめていく必要があります。     いまだ接骨院 住所  〒731-3167 広島県広島市安佐南区大塚西2-1-32第12平勝ビル102 TEL 082-555-5145 営業時間 月・火・木・金 午前9:00~12:30 午後15:00~19:00 水・土 午前9:00~12:30 休診日 水・土曜日午後、日・祝祭日 当院Facebookはこちら http://bit.ly/1YfyhKu

2021年06月22日

スポーツ傷害(3) オスグッド・シュラッター病 【広島市 安佐南区 いまだ接骨院】

オスグッド・シュラッター病は成長期の子供(特に男子)に頻発するスポーツ障害です。走る、跳ぶ、蹴るなどの動きにより大腿四頭筋が収縮し、付着部である脛骨粗面が引っ張られることで生じます。 基本的な治療として患部を休め安静にすることで症状が軽減すると言われていますが、発生させた原因を取り除かなければ根本的な問題の解決とはなりません。   骨が伸びる時期、骨がまだ柔らかい時期である成長期では引っ張られる力に耐えきれないことがあります。 症状を軽減するためには、膝蓋靭帯を介して脛骨粗面を牽引している力を軽減させることが重要になります。 大腿四頭筋のストレッチやマッサージなど 膝蓋骨に付着している大腿四頭筋の機能改善(4つの筋肉がそれぞれ上手く収縮すること大切です) 後方重心により大腿四頭筋が過剰に収縮していることの改善(股関節の柔軟性、臀部の筋肉の機能改善、間違った動作の改善など) 運動量を減らす これらなど様々な原因が考えられます。 当院では、痛みを軽減させた後は、原因に対してアプローチするためのエクササイズを積極的に行います。その後は運動負荷をコントロールしながら徐々にスポーツに復帰することが望ましいと考えています。     いまだ接骨院 住所  〒731-3167 広島県広島市安佐南区大塚西2-1-32第12平勝ビル102 TEL 082-555-5145 営業時間 月・火・木・金 午前9:00~12:30 午後15:00~19:00 水・土 午前9:00~12:30 休診日 水・土曜日午後、日・祝祭日 当院Facebookはこちら http://bit.ly/1YfyhKu