2023/09/27 09:00
成長のピークと疾患傾向
身長の成長のピークとスポーツ障害の好発時期は関係していおり、スポーツをしている小中学生は、スポーツ障害に悩まされることがあると思います。
骨の成長に比べて、筋肉や腱の成長が緩やかであるため、急激に骨が成長する時期に筋・腱は相対的に引き延ばされた状態になってしまいます。そのため力学的に弱い成長軟骨(骨端線)に負担がかかり、「骨端症」の原因になると思われます。
筋肉の柔軟性の低下や不適切なフォーム、練習量などが成長軟骨への負担をさらに増加させます。
ストレッチや不適切なフォーム、練習量を改善・コントロールすることで筋肉や腱の伸張ストレスを軽減させ「骨端症」を予防することが出来ます。
成長が止まれば必ずしも痛みが無くなるわけではありませんので、適切な対応をしていきましょう。