2024/05/20 13:00

動きの基本面

施術やトレーニングの際に、人間の動作を3つの平面に分けて考えることがよくあります。

  • 矢状面:身体を左右に分ける面、下図の緑色の板で示すように矢状面にそって関節は「屈曲」「伸展」「掌屈」「背屈」「底屈」をします。
  • 前額面:身体を前後に分ける面、下図の青色の板で示すように前額面にそって関節は「内転」「外転」「側屈」をします。
  • 水平面:身体を上下に分ける面、下図の赤色の板で示すように水平面にそって関節は「内旋」「外旋」「回内」「回外」「水平屈曲」「水平伸展」をします。

 

動きの基本面.jpg

実際の動作では2面以上の動きを組み合わせた複雑な動きになりますが、どの面の動きが特に問題があるのかを見分けることで、必要となる施術やトレーニングが分かります。

そのために動作に問題がある方には施術やトレーニング前後に色々な動作をしていただきます。

2024/05/01 08:01

GW休診のお知らせ

GWの休診日のお知らせです。5月7日(火)からは通常通りの診療となります。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

休診のお知らせ(GW).jpg

2024/04/15 09:00

フォースカップル

「フォースカップル 」とは、2つ以上の筋肉がペアとなって同時に反対方向の力を生むときに生じ、力の中心に対して純粋な回転を与えて適切な運動へ促すことをいいます。つまり関節の軸が安定して回転動作を行うためには重要なことです。

骨盤の動きで考えると、前傾させるときには脊柱起立筋と大腿四頭筋・腸腰筋の関係、後傾させるときは腹直筋・外腹斜筋と大殿筋・ハムストリングの関係です。

この運動が破綻したり前傾か後傾のどちらかに偏り過ぎると、姿勢が崩れたり痛みを感じたりすることがあります。なかなか痛みが取れない腰痛の場合には「フォースカップル」が適切に機能するように改善する必要があるかもしれません。

間違った身体の使い方やかたよったトレーニングなどで、「フォースカップル」の機能が上手く働かなくなることがありますので、正しく身体を動かすことが重要です。

フォースカップル.jpg

 

2024/03/11 15:00

長さ-張力関係

同じ筋肉であっても、最大の力を発揮できる長さがあります。この長さを至適筋節長といいます。筋節はサルコメアとも呼ばれます。

その長さよりも長くても短くても発揮できる張力は小さくなります。通常では最大の張力を発揮できる長さであっても、怪我・疲労などの要因から姿勢が崩れてしまうと至適筋節長ではなくなってしまい、筋力が発揮しにくくなることが多くみられます。

 

長さ-張力曲線.jpg

 

例えば、長距離を走っていると腰が痛くなる人は、疲れてきて腰が反ってしまうことが多くみられます。腹筋は骨盤から肋骨に付着しているので、腰を反ってしまうと通常よりも腹筋が長い状態になってしうため、腹筋の張力が小さくなります。それによって腰部の筋肉で体幹部を支えるようになり、腰痛を発生してしまうということも考えられます。

このような腰痛を防ぐためには、腹筋に力が入りやすい姿勢を維持するためのトレーニングも必要になります。

これ以外にも、日常的に姿勢の悪さから至適筋節長で張力を発揮できていない方は、慢性的な痛みにつながりやすいと考えられます。

そのような方は、一緒に原因を見つけてなるべく早く解決しましょう!

2024/02/12 09:00

側方サブシステム

片脚支持で必要になる側方サブシステム(Lateral Subsystem)は、中殿筋、大腿筋膜張筋、内転筋群、腰方形筋が関与します。

 

キック(後姿).jpg

 

片脚支持の際に、前額面上で骨盤や大腿骨をコントロールします。

骨盤が外側に突き出すなど、片脚支持が身体の横方向に不安定である際にはどの筋肉が問題なのかを判断する際にとても参考になるシステムです。

片脚支持が不安定な状態でスポーツを行うと、外傷や障害の原因になります。痛みが出ている部位への施術も必要ですが、その原因となっている片脚支持の不安定さを改善することも重要です。