2024/08/05 15:00

持久力トレーニング

今回は、持久力トレーニングについてお話しさせていただきます。持久力トレーニングは、日常生活をよりアクティブに、健康にするための重要な要素です。
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<持久力とは>
日常的に使われる持久力という語は、人や事柄の粘り強さを意味しますが、スポーツ科学は持久力を疲労に抵抗する有機体の能力と考えます。具体的にいえば、できる限り長時間一定の負荷(例えば疾走速度)を維持できる能力だとされています。持久力が高いと、疲れにくくなり、日常の活動や運動をより頻繁に行うことができます。
持久力トレーニングを以下の4つの要素に基づいて考えます。
  • 安定性持久力
  • 筋持久力
  • 有酸素持久力
  • 無酸素持久力
1. 安定性持久力
安定性持久力は、身体のバランスを保ちながら長時間活動できる能力です。これを高めるためには、コア(体幹)を鍛えるエクササイズが有効です。
例:プランク(体幹を鍛える運動)
 姿勢:うつ伏せになり、肘とつま先で身体を支えます。(フォームが重要なので腰に痛みを感じるなどあれば無理されないようにしてください)
 方法:体を一直線に伸ばし、30秒から1分間維持します。
2. 筋持久力
筋持久力は、特定の筋肉が長時間にわたって収縮し続ける能力です。これを高めるためには、低負荷で高回数のエクササイズが有効です。
例: 軽いダンベルを使ったアームカール
姿勢:椅子に座り、軽いダンベルを両手に持ちます。
方法:ダンベルを抱き、15〜20回繰り返します。
3. 有酸素持久力
有酸素持久力は、酸素を使ってエネルギーを生成する能力です。これを高めるためには、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が有効です。
例:歩く
方法:30分間のウォーキングを週3〜4回行う。少し息が上がる程度の負荷が望ましい。
4. 無酸素持久力
無酸素持久力は、短時間で高強度の活動を行う能力です。これを高めるためには、インターバルトレーニングが有効です。
例: インターバルランニング
方法:30秒間の全力疾走と1分間の軽いジョギングを繰り返します。これを10〜15分間行います。
<持久力トレーニングのメリット>
持久力トレーニングを行うことで、以下のメリットがあります。
  • 心肺機能の向上
  • 筋力とスタミナの向上
  • 体重管理
  • ストレス解消
<まとめ>
持久力トレーニングは、健康でアクティブな生活を送るための鍵です。安定性持久力、筋持久力、有酸素持久力、無酸素持久力を分けて考えることで、それぞれの要素をバランスよく鍛えることができます。日常生活に取り入れやすいエクササイズを取り入れて、持久力を高めましょう。皆さんもぜひ、今日から持久力トレーニングを始めてみませんか。健康な毎日を応援しています!

2024/07/29 12:16

お盆の休診のお知らせ

お盆期間の休診のお知らせです。8月16日(金)からは通常通りの診療となります。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

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2024/07/08 09:00

柔軟性のトレーニング

<柔軟性の重要性>

柔軟性は、私たちの体の動きにおいて非常に重要な要素です。適切な柔軟性は、日常生活やスポーツにおけるパフォーマンスを向上させるだけでなく、怪我の予防にもつながります。柔軟性を以下の3つの側面から捉えて説明したいと思います。

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  1. 静的柔軟性: 関節を特定の位置に保持する能力です。リラックスした状態で行うストレッチングに関連します。
  2. 動的柔軟性: 動作中に関節の可動域を最大限に活用する能力です。スポーツや日常生活での動作をスムーズに行うために重要です。
  3. 機能的柔軟性: 特定の動作や運動において必要な柔軟性です。パフォーマンスの向上と怪我の予防に直結します。

 

<柔軟性向上のためのストレッチ方法>

1. 静的ストレッチング

静的ストレッチングは、筋肉をゆっくりと伸ばし、一定の位置で20-30秒間保持する方法です。クーリングダウンに適しています。以下のポイントに注意して行いましょう。

呼吸を整える: ゆっくりと深呼吸しながら行うことで、筋肉がリラックスしやすくなります。

無理をしない: 痛みを感じる前に止め、心地よい引き伸ばし感を感じるところで保持します。

 

2. 動的ストレッチング

動的ストレッチングは、リズミカルな動きで筋肉と関節を動かす方法です。ウォーミングアップとして最適です。

スイングレッグ: 片足を前後にスイングさせる動きで、股関節とハムストリングスを動的に伸ばします。

アームサークル: 両腕を大きく回し、肩周りの筋肉を活性化します。

 

3. PNFストレッチング(固有受容性神経筋促進)

PNFストレッチングは、筋肉を収縮させた後にリラックスして伸ばす方法です。より効果的な柔軟性の向上が期待できます。特に緊張して硬くなっている筋肉に対して行います。

ホールド-リラックス法: ストレッチポジションで筋肉を5-10秒間収縮させ、その後リラックスしてさらに深く伸ばします。

 

<最後に>

柔軟性の向上は、一朝一夕では達成できません。定期的なストレッチングを続けることで、徐々に体の動きがスムーズになり、怪我の予防にもつながります。いまだ接骨院では、個々のニーズに合わせた柔軟性向上プログラムを提供しています。お気軽にご相談ください。

2024/06/10 09:00

姿勢の評価

姿勢が悪いと言われた方は多いと思います。悪い姿勢といっても、どのように悪いのかによって行うべきエクササイズや施術は異なってきます。

 

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さらに、止まっている姿勢(静的姿勢)だけでなく、動いている姿勢(動的姿勢)も評価する必要があります。

動的姿勢の評価では、正しい動作が出来ずに代償動作を引き起こしているかどうかをみつけます。すると、過活動になっている筋肉と低活動である筋肉がわかります。

静的・動的の姿勢評価で見つけることが出来た過活動の筋肉に対してはストレッチなどで筋肉の緊張を緩和すること、低活動の筋肉に対してはエクササイズが必要となります。

実際の動作は複雑ですが、正しい姿勢、正しい動作は適切な筋発揮のために必要となります。

つまり、正しい姿勢が「長さ‐張力関係(https://imada-sekkotsuin.com/info/5612278)」、「フォースカップル(https://imada-sekkotsuin.com/info/5750962)」を適切にさせ、正しい関節運動をおこします。

2024/05/20 13:00

動きの基本面

施術やトレーニングの際に、人間の動作を3つの平面に分けて考えることがよくあります。

  • 矢状面:身体を左右に分ける面、下図の緑色の板で示すように矢状面にそって関節は「屈曲」「伸展」「掌屈」「背屈」「底屈」をします。
  • 前額面:身体を前後に分ける面、下図の青色の板で示すように前額面にそって関節は「内転」「外転」「側屈」をします。
  • 水平面:身体を上下に分ける面、下図の赤色の板で示すように水平面にそって関節は「内旋」「外旋」「回内」「回外」「水平屈曲」「水平伸展」をします。

 

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実際の動作では2面以上の動きを組み合わせた複雑な動きになりますが、どの面の動きが特に問題があるのかを見分けることで、必要となる施術やトレーニングが分かります。

そのために動作に問題がある方には施術やトレーニング前後に色々な動作をしていただきます。