2026/04/06 09:00

足関節捻挫後の運動療法について

こんにちは!広島市安佐南区の「いまだ接骨院」です。スポーツ中や、日常生活のちょっとした段差でやってしまいがちな「足関節捻挫」。

「痛みが引いたからもう大丈夫」と、そのままにしていませんか?

実は、捻挫は「クセになりやすいケガ」の代表格です。

今回は、捻挫の再発を防ぎ、元の元気な状態に戻すための「運動療法」の大切さについてお話しします。

 

▶︎なぜ足関節捻挫に「運動療法」が必要なの?

足関節を捻挫すると、靭帯が伸びたり傷ついたりするだけでなく、脳に足の位置を伝える「センサー(固有感覚)」の機能が低下してしまいます。

これを放置すると、足関節が不安定になり、再受傷してしまう負のスパイラルに陥りやすくなります。

当院では、痛みが落ち着いた段階から、段階的に足関節を動かす運動や、バランス能力を取り戻す運動療法をご提案しています。

そして、ここからが特に重要なポイントです!

 

▶︎ポイント①:見落とされがちな「腓腹筋(ふくらはぎ)」の筋力低下

捻挫をした後、痛みをかばって歩いたり、固定(ギプスやサポーター)をしていたりすると、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)が思っている以上に細く、弱くなってしまいます。特に内側の腓腹筋の筋力低下が著しいことが多く見られます。

腓腹筋は、地面を力強く蹴り出すだけでなく、足関節を底屈(足首を下に下げる動き)させて関節を安定させる役割も持っています。

ここの筋力が低下したままだと、足関節に余計な負担がかかり続け、慢性的な痛みや再発の原因になってしまうのです。

 

▶︎ポイント②:土台を支える「股関節」の安定性

「足関節なのに股関節?」と思われるかもしれません。

しかし、人間の体はすべて繋がっています(運動連鎖といいます)。

特に股関節(お尻の筋肉など)は、立った時に体幹や下半身を支える「大黒柱」です。

股関節の安定性が悪いと、グラついた体を支えるために、最終的に足関節が無理をしてバランスを取ろうとします。そのため動作時の痛みがなかなか取れないことがあります。

股関節がグラグラする = 足首の負担が増えて、また捻挫しやすくなる

だからこそ、当院の運動療法では足関節のトレーニングだけでなく、股関節をしっかり安定させるエクササイズも同時に行っていきます。

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▶︎まとめ:根本からしっかり治しましょう!

足関節捻挫は、「痛みが消えた = 治った」ではありません。

  • 低下したふくらはぎの筋力を取り戻すこと
  • 体を支える股関節の安定性を高めること

これらをトータルで行うことが、早期のスポーツ復帰や、日常生活での再発予防への一番の近道です。

 

「何度も捻挫を繰り返してしまう」「捻挫の後、なんとなく足関節がグラグラして不安」という方は、ぜひ一度、いまだ接骨院にご相談ください。あなたに合わせた最適な運動療法を一緒に進めていきましょう!

2026/03/09 09:00

足関節捻挫後の後遺症について

こんにちは。今回は、接骨院でも非常に多いケガ 「足関節捻挫」 の“後遺症”についてお話しさせていただきます。

How to Deal with an Ankle Sprain | Shellharbour Physiotherapy

<捻挫は「治った」と思っていませんか?>

足首の捻挫は、特にスポーツをされている方や学生さんに多いケガです。

腫れや痛みが引くと、歩けるようになった、走れるようになった、テーピングなしでも大丈夫、こうした理由で「もう治った」と思われる方が多いのですが…

実はここに 後遺症の落とし穴 があります。

 

<CAI(慢性足関節不安定症)とは?>

捻挫をきっかけに、足首がグラグラする、何度も繰り返し捻る、不安感がある、段差や方向転換が怖い、といった症状が続く状態をCAI(Chronic Ankle Instability:慢性足関節不安定症) といいます。

▶︎CAIが起こる主な原因

  • 靭帯のゆるみ(機械的な不安定性)
  • 固有受容感覚の低下(感覚の問題)
  • 筋力・バランス機能の低下

つまり、単なる“靭帯の伸び”だけでなく、「神経・筋肉・バランス機能」まで影響しているのがCAIの特徴です。

 

<なぜ繰り返すのか?>

足首の外側には、前距腓靭帯など重要な靭帯があります。

強い捻挫をすると、この靭帯だけでなく、関節の位置を感じるセンサー、バランスを取る反射機能、が低下してしまいます。

その結果、「足が地面についた瞬間にうまく反応できない」 → 再び捻る

という悪循環が起きます。

▶︎放っておくとどうなる?

慢性化すると…

  • 軟骨のすり減り
  • 変形性足関節症
  • パフォーマンス低下
  • 他部位(膝・股関節・腰)への負担増加

につながる可能性があります。

特にスポーツをされる方にとっては、パフォーマンスの土台が崩れることになります。

 

<接骨院でできること>

当院では、

  • 関節の安定性評価
  • バランス・固有受容感覚の評価
  • 再発予防トレーニング指導
  • 必要に応じたテーピング・固定

を行い、「再発しない足首」を目指します。

単に腫れを引かせるだけでなく、“機能を回復させる”ことが本当の治癒 です。

 

<こんな方は要注意>

  • 過去に2回以上捻挫している
  • 足首が抜ける感じがある
  • 捻挫後にしっかりリハビリをしていない
  • なんとなく違和感が残っている

一つでも当てはまる方は、慢性不安定症の可能性があります。

 

<まとめ>

足関節捻挫は「軽いケガ」ではありません。

正しく治療し、適切なリハビリを行うことで、再発防止、パフォーマンス向上、将来的な変形予防が可能になります。

「昔の捻挫が気になる」

「何度も繰り返している」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

2026/03/01 08:00

おかげさまで10周年

おかげさまで、当院は開院10周年を迎えることができました。

 

この節目を迎えられましたのは、日頃より通ってくださる患者さま、地域の皆さま、そして支えてくださったすべての方々のおかげです。心より感謝申し上げます。

 

開院当初は、ただ目の前の痛みを少しでも楽にしたいという思いだけでがむしゃらに施術をしておりました。しかし多くの患者さまと出会うことや、スポーツ現場で多くの選手と関わることで、痛みの改善だけでなく「日常生活を安心して過ごせる身体づくり」や「ケガをしにくい身体づくり」こそが大切であると学ばせていただきました。

 

10年という時間の中で、お子さまが成長して部活動で来院されるようになったり、ご家族三世代で通ってくださるようになったりと、皆さまの人生の一部に関わらせていただけることは、私にとって何よりの喜びです。

 

これからも初心を忘れず、地域の皆さまが安心して通える場所であり続けられるよう、知識と技術の研鑽に努め、より良い施術と丁寧な対応を心がけてまいります。

 

11年目も、皆さまの健康を支える身近な存在として歩んでまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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2026/02/16 09:00

臨時休診のお知らせ

誠に申し訳ありませんが、以下の通り臨時休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

このデンソーカップは大学サッカーの地域選抜の対抗戦です。今回で第40回となる歴史ある大会で、私は中国選抜に帯同させていただきます。

大学サッカーの最高峰と言っても良い大会です!(試合結果などはこちら→https://www.jufa.jp/

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2026/02/14 09:00

肩関節の求心位とは

肩が痛いとき、多くの方は「使いすぎ」、「筋力不足」、「年齢のせい」と思われます。

しかし実は、痛みの大きな原因の一つが肩の関節の位置がズレていることです。

この“正しい位置”のこと専門的には 求心位(きゅうしんい) と呼びます。

肩関節はボール(上腕骨)とお皿(肩甲骨)の関係の関節です。

本来は、ボールが受け皿の真ん中に収まっています。この状態が「求心位が保たれている」といいます。

逆に痛みがある肩では、「ボールが上にズレる」、「前に滑る」、「引っかかる」などで求心位が保たれていないことが多く見られます。

 肩関節の仕組み

<なぜズレるの?>

多くの患者さんで共通しているのは「筋力不足」だけではありません。

原因は身体の使い方のクセで、特に多いのが

  • 肩をすくめて腕を上げる
  • 腕だけで持ち上げる
  • 肩甲骨が動かない
  • 巻き肩・猫背

つまり、頑張って動かすほどズレていきます。

 

<マッサージだけでは治らない理由>

筋肉が硬い → ほぐす → 一時的に楽になるけどまた痛くなる…

これは求心位が保たれていないからです。

求心位を保つためには土台となる肩甲骨の位置がニュートラルであること、回旋筋腱板と呼ばれるインナーマッスルが正常に機能していることが重要です。

 

<接骨院で行う施術の目的>

当院では肩の施術で筋肉を揉むことだけではなく、肩が求心位に戻る状態をつくることを大切にしています。

  • 腕が軽く上がる
  • 引っかかりが消える
  • 力を入れていないのに安定する

という変化が起越すことを目的に行います。

これは筋力がついたのではなく、関節の位置が整ったためです。

 

<最後に>

肩の痛みは「弱いから」「年だから」ではありません。

多くは間違った位置で頑張りすぎているサインです。

肩は鍛える前にまず整えることが大切です。

痛みを繰り返している方は、関節の“位置”から見直してみましょう。