2023/11/13 09:00

深垂直サブシステム

ジョイントサポートシステムの中で、体幹と地面の長軸方向の力伝達を生む、深垂直サブシステム(Deep Longitudinal Subsystem)は、主に脊柱起立筋、胸腰筋膜、仙結節靭帯、大腿二頭筋、長腓骨筋が関与します。歩いたり、走ったりして、足を地面に接地するときに仙腸関節を安定させる働きもあります。

深垂サブシステム.jpg

 

この、深垂直サブシステムに関与する筋肉は主に背面の筋肉です。

体幹と地面との長軸方向の力の伝達を生み出してくれますが、体幹の深層筋(腹横筋、内腹斜筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋)が機能して、腰椎~骨盤を安定していることが前提にあります。

体幹の深層筋が機能していない状態で動き続けると、背面の筋肉を過剰に収縮させてしまい腰痛やハムストリングの痛みなどを起こしてしまいます。

身体は色々と複雑に関係していますので、これだけやれば大丈夫というエクササイズやストレッチなどはありません。しかし優先的に行うべきことはありますので、それを見つけて順序良く取り組むことが大切です。

2023/10/27 09:45

11月の診療案内

11月の診療案内です。

11月4日(土)は身内の結婚式のため診療時間を11時までとさせていただきます。その代替えとして11月3日(金)は祝日のため通常休診ですが、午前中のみ診療させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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2023/10/25 11:00

表層筋と深層筋によるジョイントサポートシステム

ジョイントサポートシステムとは、インナーマッスルと呼ばれる深層筋による関節を安定・支持するスタビライゼーションシステムとアウターマッスルと呼ばれる表層筋による運動システム(ムーブメントシステム)のことを言います。

  • スタビライゼーションシステム:主な目的は関節の支持・安定
  • ムーブメントシステム:主な目的は運動(動かすこと)

体幹の深層筋を下図に示しました。

深層筋によって関節を安定・支持したうえで、表層筋によって関節運動を行うことで無理のない動作をすることが可能になり、怪我しにくい身体になったり怪我を再発させにくくなることにもつながります。

体幹のインナーマッスル.jpg

ジョイントサポートシステムには運動をする方向によって4つのサブシステムがあると言われています。

  • 深垂直サブシステム:体幹と地面の長軸方向の力の伝達を生む
  • 前方斜めサブシステム:ボールを投げるような動作のときの下半身の運動に関与する
  • 後方斜めサブシステム:仙腸関節を安定させる
  • 側方サブシステム:片脚支持のときに骨盤や大腿骨をコントロールする

これらのサブシステムが機能していないと、その方向に運動するときに特定の部分(関節や筋肉)に負担がかかり怪我につながることもありますし、無理なく無駄なく動けることはできません。

当院では痛みが少なくなり運動が可能になれば、これらのサブシステムを機能させることが出来るようにするため、少しずつエクササイズも行っています。

 

2023/10/02 20:26

10月の診療案内

10月の診療予定は以下の通りです。よろしくお願いいたします。

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2023/09/27 09:00

成長のピークと疾患傾向

身長の成長のピークとスポーツ障害の好発時期は関係していおり、スポーツをしている小中学生は、スポーツ障害に悩まされることがあると思います。

骨の成長に比べて、筋肉や腱の成長が緩やかであるため、急激に骨が成長する時期に筋・腱は相対的に引き延ばされた状態になってしまいます。そのため力学的に弱い成長軟骨(骨端線)に負担がかかり、「骨端症」の原因になると思われます。

成長期のスポーツ活動について.jpg

筋肉の柔軟性の低下や不適切なフォーム、練習量などが成長軟骨への負担をさらに増加させます。

ストレッチや不適切なフォーム、練習量を改善・コントロールすることで筋肉や腱の伸張ストレスを軽減させ「骨端症」を予防することが出来ます。

成長が止まれば必ずしも痛みが無くなるわけではありませんので、適切な対応をしていきましょう。